こんにちは!採用広報インターンのSeishuです。今日はfreeeのICXチーム所属の関口聡介さんにお話を伺いました!因みにfreeeではお互いをニックネームで呼び合っていて、関口さんはanikiと呼ばれています。それではanikiよろしくお願いします。
―プロフィール
関口聡介(aniki)
1974年生まれ。25歳で映像制作とWeb UXのコンサルティング会社を設立。サン・マイクロシステムズと契約しWebマーケティングを担当。その後Googleに正式入社し、検索トップページ(日本版)のリニューアルやdocomo向けGoogle iウィジェット、初期のGoogle日本語入力のUXを担当。ホーム画面、検索結果画面の改善など広範囲を担当する。その後ブランドマーケティング部門を経て、2014年2月にfreeeに一人目のUXとして入社。2017年10月に社内コミュニケーションを研究開発するICXというチームを立ち上げ組織開発に取り組む。プライベートでは自転車レースや車のコミュニティサイト、各種イベント運営をライフワークとしている。
―なぜfreeeに転職したのですか?
freeeに入ったきっかけはCEO佐々木大輔の影響でした。前職のGoogleで佐々木とは知り合いでしたが、そんな彼に「クラウド会計ソフトによってSmall Business を活性化することで世の中を変えたい」「freeeのUX(User Experienceの略称)」をなんとかしてくれないか」と言われたのが2013年の夏の終わりでした。自分も昔の起業経験から経理の煩雑さなどは身にしみてわかっていたし、何より日本のスモールビジネスの底力を信じていました。そこに革命を起こそうとしているfreeeに心が動きましたが、正直3か月くらい悩みました。
freeeはまだ20人にも満たない組織でした。Googleという、なんでも揃っている大企業と比べて一人一人の責任がものすごく重いと感じ、正直ビビってましたね(笑)。悩んだ末、それでも30代最後にゼロからのチャレンジをしようと決断しました。
ユーザー体験を具現化する「製品開発」から、社内のコミュニケーションに革命を起こす内向きの「組織開発」に、180度方向転換できた理由
freeeに入社してUXチームに配属されてからは、UXを定着させるためにありとあらゆることをしました。UXのデザインを手がけながらガイドラインを作成したり、勉強会を開催したり、とにかく「全員で考えるべきUX」という軸で啓蒙活動を続けました。
数年経ってUXチームも10人を超えたので、私は2017年の10月に思い切って社内に提案し、UXという外向けの製品開発からICX(Internal Communication & eXperience)という社内に向き合う組織開発に職種を変えました。
このICXを始めたのは、ユーザーの体験をよりよくするUXの役割を社員の体験の向上の役に立てられるのではないか、そうすることで社内のコミュニケーションにも革命が起こせるのではないかと考えたからです。
freeeのUXを手掛けた最初の一人である自分が3年目になって全く違うことをすることに会社が賛成してくれたことには感動しました。freeeは何かやりたいとなったときに筋の通った理由があれば聞き入れてもらえる、非常に合理的な会社だと思います。
―具体的にICXはどんな活動をしているんですか?
「価値基準」に立ち返るきっかけを作ってコミュニケーションロスを少なくするのがICXの仕事です。
ICXがイベント運営を積極的にアシストしているのですが、社内コミュニケーションに課題を持つ人からの意見が集まりやすくなりました。
例えばWeekly All Handsという全社の各チームから情報共有を行うイベントが毎週あります。以前はスクリーンにスライドが映らない、マイクの調子が悪いなど、会場のセッティングにかなり問題がありました。全社員が集まっているイベントなので、5分開始が遅れただけでも、ものすごい損失です。
そうしたイベントの改善ボランティアが発端になって、ICXの元となる活動が生まれています。みんなの課題感からボトムアップで組織ができていくのが、freeeらしいですね。
それ以外にも、毎月ICXでカジュアルな座談会をしています。社内コミュニケーションについて、他チームとお菓子をつまみながら課題の共有について話し合いをしています。常に話しやすい状況を作っていくのは、組織内コミュニケーションを闊達にするうえでひとつのカギですね。
▲忘年会ではanikiが大活躍。全社の一体感をつくります。
freeeが圧倒的イノベーティブな組織になるためにICXが創るもの
この会社で働くからには、いい体験をして、楽しく成長してほしい。
例えばイベントをひとつ挙げてもそうです。freeeで働く人がイベントを通じて、本人にとって何かプラスになるような体験をして、カルチャーが進化して、組織が更に進化していく。日々の業務の中でも、どんな形のコミュニケーションがあれば会社がよりよくなるのかについて考えています。
ICXが作ってるのは会社の土台です。圧倒的イノベーティブな組織というのは仕事を楽しんでかつ、枠にとらわれない考え方をし続けるものですが、単にチャレンジをして枠を超え続けようという根性論だけだと、必ず疲弊する人が出てきます。しかし会社全体で良い体験を創り、freeeのメンバーである満足度を高めていければ、社員がチャレンジし続けられる土壌をつくることができると信じています。
―ICXとして今後freeeをどんな組織にしていきたいですか?
freeeの社員が、のびのびとがんばれる環境を作りあげたいですね。
Google の「プロジェクトアリストテレス」では、生産性を上げる方法を突き詰めるため、生産性の高いチームの共通点の洗い出しと成功因子の見極めを行っていました。その結果4年の年月を経て、最終的に心理的安全性が高いチームでは生産性が高いという結論に至ったという話がありました。このように試行錯誤しながら最適な組織像を追求し、freeeで働く皆にとって「freeeで良かった、ここでならのびのびと仕事ができる」と思い続けられるような組織づくりをしたいです。
さらに、freeeのカルチャーは成長していくだけではなく、継承させていきたいと思っています。freeeに入ってくる新しい人が、今までの歴史の中で作られたカルチャーを咀嚼し、新しい遺伝子となってfreeeカルチャーを進化させ続けてくれたらなと思います。そして、時代に応じて、成長し続ける組織でありたいです。
会社に入社する際には、全員何かしらビジョンや希望を持っています。ただ仕事で挫折を繰り返すと、たいてい入社当時の希望に満ちた気持ちを忘れてしまう。しかしfreeeなら、初心を維持して再び頑張れる、そんな組織づくりを500人規模でも、それ以上でも実現したいと思っています。もちろん難しいですが、今後も理想ドリブンでがんばっていきます!
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