多様性への取り組み(DEI)

※DEI = Diversity, Equity & Inclusion

プライドパレードに参加したメンバーの写真

freeeのDiversityは、
多様なスモールビジネスを
支えるためにある。

freeeが目指す「スモールビジネスを、世界の主役に。」が実現している世界は、前向きなチャレンジがし易く、多様なビジネスが次々に生まれていて、スモールビジネスを通じてみんなが最高の自己表現をできる世界です。
スモールビジネスの多様な価値観や生き方は、世の中に新しいイノベーションを生み出す起爆剤です。だれもが各々の個性を活かし、公平な環境でビジネスができ、人生が豊かにオモシロくなっていく世界をfreeeは作っていきたいと考えています。

freee自身がミッションを実現し、更に加速させる上でも、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)はなくてはならない考え方です。
多様であること(Diversity)や公平であること(Equity)を前提に、組織運営においても、お互いの違いを当たり前だと思えること(Inclusion)で、誰もが自然体で、安心して働ける環境を作ります。

freeeが組織としてDEIを大切にすることで、ミッション実現に近づくことは、ユーザーの誰もが自然体で働ける環境を作ることにつながると信じています。

スモールビジネスは多様性で溢れている。だから、freeeも多様でありたい。
「スモールビジネスを、世界の主役に。」を実現するため、freeeはDEIを推進しています。

DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進の取り組み

だれもが自由に自然体で経営できる環境の構築を目指すfreeeは、組織が拡大する中でも一人一人のメンバーが自らの能力を最大限発揮できるような環境を整えるために、多様な人が働きやすく、全力のパフォーマンスが出せるようDEI(Diversity, Equity & Inclusion)を重視した環境作りを推進しています。具体的には、入社時の研修はもちろん、相談窓口の設定やユニバーサルデザインを意識した環境構築などさまざまな施策を行っています。

ダイバーシティ推進室の設置

freeeでは、組織が拡大する中でも一人ひとりのメンバーが自らの才能を最大限発揮できるような環境を整えるために、2018年2月にダイバーシティ推進室を設置しました。すべての従業員が自分らしく、最大のパフォーマンスを発揮できる組織にしていくために、研修の実施や誰でも相談できる窓口を設置するなど色々な施策を行っています。

全社ダイバーシティ研修

入社する人すべてのメンバーに向けて、DEI研修を行っています。マイノリティについての当事者性を感じるワークショップを経て、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)やアクセシビリティーなどの理解を深めてもらい、社内外の人との接し方について考える機会を提供しています。

ダイバーシティよろず相談窓口

あなたの「働きやすい会社」は、皆にとっての「働きたい会社」であることを掲げ、freeeで働く上での悩みや不安を気軽に打ち明けやすくするための相談窓口を設置しています。相談内容に応じて、話を聞いたり対処方法などを一緒に検討していく体制をとっています。

ユニバーサル雇用(障害者雇用)とそのサポート

オフィスの会議室名の点字の�写真

freeeグループ内独自のユニークな呼称として、「ユニバーサル雇用」という名称を設定し、障害者も働きやすいさまざまな環境づくりを行っています。専門家による定期的なフォローアップ面談、座席の配慮、オフィスやグッズへの点字付加、社内外の資料等の画像のキャプション付加、色弱者へ配慮した色選択などの活動が根付いています。大崎オフィスではさらにユニバーサルデザインを意識した環境を追求しています。

アクセシビリティーガイドライン

freeeでは、アクセシビリティーを担保するために必要な事項(ガイドライン)を公開しています。多様なユーザーが円滑に利用できるようプロダクトを改善していくために、このガイドラインは作られました。開発の現場でより使いやすい資料になるよう、抽象的でわかりづらい表現をなるべく無くし、継続的に更新しています。

性的少数者が働きやすい風土とサポート

イベント出展時のブースの写真

性的少数者が働きやすい職場環境の整備も行っています。社内では通称名を使用できますし、お互いをニックネームで呼び合うカルチャーのため、自由な名前で活動できます。当事者とAlly(支援者)からなる従業員グループもあります。就業規則で同性のパートナーも異性のパートナーと同様の扱いになっているほか、健康診断時の調整対応や、保険証の被保険者証の氏名表記の対応なども行っています。
※Ally(アライ)とは、「LGBTを理解・支援する人」を指します。

「家族にまつわるエトセトラ」

freeeでは、メンバー 一人ひとりの個人の価値観を尊重しています。結婚も、家族を持つかどうかも、子どもを作るかどうかもすべては個人の自由です。正解はありません。一人ひとりが自分らしくワクワク働ける世界をケースに応じてサポートするためのガイドラインがあります。

自分自身にも、家族の体調ケアにも使える疾病休暇制度

当人の体調不良だけでなく、家族やパートナーの看病などにも使うことの出来る疾病休暇(有給の特別休暇)制度を、通常の有給休暇とは別でご用意しています。

育児や介護の支援施策

家事代行やベビーシッター利用時の補助、認可外保育園を利用するためのサポート制度など、育児や介護をしながらも働き続けることができる環境構築を目指しています。

多国籍のメンバーが活躍するチーム

freeeは、メンバーのグローバルな活躍を促進しています。freeeグループは海外拠点(フィリピン)を運営しており、多くの現地メンバーが、日本拠点のエンジニアと一体となってプロダクト開発を行っています。また、日本拠点でも外国籍のエンジニア採用を行っており、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが活躍しています。

キャリアの引き際は自分で決める「引退制度」

freeeは、ミッションの実現やカルチャーに共感する全員を歓迎し、自律的でフラットな組織を目指しています。「年齢」で働く選択肢が閉ざされるのは、そうしたfreeeの考えと矛盾するため、定年制度はありません。代わりにfreeeは、自らの引き際の基準を自分の意思で決め、その限りは年齢を問わずに働き続けられる「引退制度」を導入しています。

合理的配慮への対応方針

freeeではこれまでもお客様や従業員等のステークホルダーから自身の障害に起因する困りごとに関する相談があった場合には、建設的な対話を通して解決策を模索し、必要な調整を行ってきました。

より組織的に調整をしやすくするため、以下に挙げる整備を進めていきます。

  • 部門間で認識を揃えていくための社内委員会の設置
  • 合理的配慮を理解するための社内研修の継続的な実施
  • 問い合わせ窓口の設置、および社内エスカレーションルートの整備
  • 対応内容の事例化と社内周知
  • 事前的改善措置(環境の整備)の実施