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# エンジニア# カルチャー# ビジネス

【三代目巨匠】取引ネットワーク推測でfreeeはどう進化を遂げるのか

※巨匠制度とは?: freeeのユニークなキャリア制度「巨匠」になってみた こんにちは、PRインターンのshinoです。今日は第二代巨匠のエビさんの成果報告に引き続き、第三代巨匠 土佐さんの成果報告についてレポートしたいと思います!

■what is 巨匠制度

– その技術力で「freeeに絶大なインパクトを与え得るエンジニア」を、チーム内投票で選出する
– 投票で選ばれた「巨匠」は1カ月間、通常業務から離れ自由を与えられる
– 巨匠は、期間内でサービスや会社に「非連続な成長」をもたらす施策を考え、実行するのをミッションとする
– 期間終了後、その結果を全社へフィードバックする(ここで“巨匠タイム”は終わり、再び通常業務に戻る) という仕組みの制度です。

■プロフィール

2003年に大手銀行システム子会社に新卒入社後、営業店システム開発や研究開発業務を担当。
2015年にfreeeに入社後、会計freeeの開発を担当しつつ、CSIRTを兼務。妻と二男児、そして2匹の猫と暮らす。

■ビッグデータ技術を活用した「取引ネットワーク推測」にチャレンジ

今回、土佐さんが一ヶ月の巨匠期間のテーマに選んだのはビッグデータ技術。
この技術を活用して「取引ネットワーク推測」を題材にアウトプットを出し、巨匠成果として、発表をしました。

取引ネットワーク推測は、freeeを利用している約60万事業所の毎日の会計データを分析し、freeeの中でつながっている事業所同士を発見するもので、freeeが掲げる企業間取引プラットフォーム構想をさらに前進させるものです。
今回、企業間取引プラットフォームの第1弾機能としてリリースされたスマート請求書の利用を促進させる機能を開発しました。

 

「スマート請求書」とは、freeeのユーザから送付された電子請求書作成を受け取った際に、ワンクリックで自社の経理データに反映させる機能で、請求書処理業務を1/8に短縮させることができます。
これまでは、相手取引先がfreeeを利用しているかどうか分からず電子請求書を送付して、利用していればスマート請求書、していなければ通常のPDFとして受け入れられていました。

今回の取引推測ネットワークによって、相手がfreeeを利用していることを知った上で電子請求書を送付することができるので、スマート請求書の利用促進に大きく貢献することができます。
このように、freeeの中で事業所同士が繋がることにより、業務効率を大きく向上させる機能が利用できるようになったり、様々な情報連携が事業所同士でできるようになります。今回の巨匠制度の成果は、freeeが掲げる企業間取引プラットフォーム構想を大きく進展させる一歩になるものです。

今回のような、非連続的なfreeeのプロダクト躍進を技術力で生み出し、エンジニアをエキサイトさせるすのが「巨匠制度」です。

■日本では『エンジニアの現役は35歳まで』?

 

年齢が上がると、現場の最先端に立ってコーディングするというより、管理側に回る事が多いのがエンジニアという職の特徴の一つ。
そうなると、優秀なエンジニアほど、管理職として働くことのジレンマを感じやすい。そんな中海外では「フェロー」という立場で、生涯現役として技術を追い求めるキャリアステップが用意されていたりします。

freeeでは生涯エンジニアという職を楽しめる環境を作るキャリア制度の試行として、通常業務を離れ技術開発に没頭する期間「巨匠制度」を開始した、という背景があります。
エンジニアという職が好きだ、これからもずっとエンジニアとして活躍していきたい。そんな熱い情熱を持った人達が集まっているのが『freee 株式会社のエンジニア集団』です。

どこまでも技術を追い求めて行きたい!!と思っている方はぜひ一度freeeに遊びに来てみてください!

エンジニア応募はこちらから。