「本当にお客様が幸せになっているのか知りたい」という想いを叶えるためにfreeeへ。CSメンバーが感じるfreeeという環境の良さとは?
お客様の心からの「ありがとう」が「マジ価値を届け切った」というやりがいにつながっている。
そうお話ししてくださったのは、カスタマーサクセス職を 経て、現在PSS(Product Sales・Success)職へと活躍の場を広げている倉本夏歩さん。
新卒で入ったSIer(システム開発会社)での顧客提案・支援を重ねていくうちに芽生えた「本当にお客様が幸せになっているのか知りたい」という想い。
その想いを叶え、更なる支援を行うために2022年11月よりfreeeへジョインし、カスタマーサクセス職としてお客様と向き合いながら、現在はPSSとして日々お客様をご支援する中で感じる、freeeの魅力や仕事のやりがいについてお話しいただきました!
** 倉本夏歩さん(通称:naaさん) プロフィール**
・新卒で入ったSIer(システム開発会社)にて、仮想デスクトップやゼロトラストセキュリティなどの商材を扱う法人営業・販売促進を担当。
・2022年11月にfreeeへジョイン。
「本当にお客様が幸せになっているのか知りたい」その想いから、マジ価値を届け切るためにカスタマーサクセスとしてお客様支援の第一線を担う。
・主に「freee会計」の一部である「freee経理」の導入支援を担当。
・2024年7月からは、様々な製品がある中で正確にわかりやすく自社製品や技術価値をユーザーに届け、お客様のバックオフィス業務におけるプロセスの見直しを担うPSS(Product Sales・Success)という職を担う。
お客様が幸せになった姿を見届けたい
—倉本さんが転職を決意されたきっかけを教えてください。
新卒で入ったSIerでは 、仮想デスクトップやゼロトラストセキュリティなどを商材として、法人営業や販売促進を担当していました。どちらもセキュリティを担保することで場所にとらわれず働ける環境を構築するための技術で、導入先の企業で働く方々の生活に自由や豊かさを与えられます。
自信を持ってお勧めできる商材や開発体制もあり、自分の想いを伝えて買っていただく仕事は、とても魅力に感じていました。
また学生の頃から社会学を専攻しITを副専攻するなど、ITの力で世の中を良いほうに変えていきたい思いが強く、実際に最先端のテクノロジーを扱う仕事にはやりがいがありました。
ただ実際に導入していただいたお客様が、どう活用されているのか、あるいはどう便利になっていくかの具体的な検討は、開発がメインで行う分業をとっており、具体的な相談に乗る部分が自分主体でできないことにもどかしさも感じていました。
本当にお客様が幸せになっているのか知りたい――。そんな気持ちが強くなってきて、新卒の頃には知らなかった「カスタマーサクセス」という職種に魅力を感じるようになりました。
また私が勤めていたSIerは企業規模が大きかったので、取引相手も自然と大企業様が多かったんです。大手だと一定のIT投資は済んでおり、そこからの改善に進めている印象が強かったのですが、ITを利用できずに困っていたりするのは、どちらかと言うと規模の小さなお客様が非常に多い印象でした。そうした大手以外のお客様への支援をしていきたいという気持ちが大きくなったのも転職を決意した理由の一つでした。
全従業員の中に根付いている理念
—freeeを次のチャレンジの場に選ばれた理由を教えてください。
転職活動を進める中で「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げるfreeeには、惹かれるものを感じました。また当時は未経験でもカスタマーサクセスに挑戦できることを知り、俄然、興味が深まりました。一次、二次と面接が進むにつれ、「この会社で頑張りたい」「この会社なら自分はきっと成長できる」という想いが強くなり、freeeを第一志望にさせていただいたんです。
—freeeに入ってみて実際にどんな印象を持たれましたか?
良い意味でのギャップをたくさん感じました!中でも一番印象に残っているのは、freeeが最も大切にしている「マジ価値」理念の浸透具合です。
「マジ価値」とはユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをする、というfreeeが大切にしている理念です。どんなに高尚な理念でも、行動を伴わなければ意味がありません。その点でマジ価値はfreeeの社員の中に深く根付いており、「マジ価値と照らし合わせた時にどんなふうに行動すべきなんだろうね?」とか「これって本当にマジ価値なのかな?」といったように、メンバー同士の会話において日常的かつ自然と出てくるくらい、社員一人一人の意識の高さと浸透を感じることができます。
マジ価値を届け切ることの達成感
—入社後は実際にどのようなことを経験され、どんな時にやりがいを感じていらっし ゃいますか?
カスタマーサクセスとしては、主に「freee会計」の機能の一部を切り出して提供している「freee経理」の導入支援を担当しています。より気軽にお客様のお困りごとを改善していただけるものになっています。
入社後は、オンボーディングを受けたり上司や同僚にサポートしてもらったりしたほか、自分なりに簿記の勉強をして、いち早く戦力になれるよう努力しました。その甲斐もあってか、未経験だった私でも、導入支援の担当者の取りまとめ役なども経験させていただきました。この「進んで学ぶ」という姿勢は、私だけではなく、多くのメンバーにみられるため、必然と切磋琢磨する環境にあると感じています。
またfreee経理の導入支援をしていると、お客様の業務改善に直接関わることができるため、お困りごとを聞き、改善策の提案がうまくいくと喜んでいただけます。なおかつ、システムとして提供するので、一度組み上げてしまえばお客様の中でずっと続いていきます。このように未来も見据えた提案ができると、お客様の心からの「ありがとう」をいただけるので、「一つ、マジ価値を届け切れた」というやりがいにつながっていました。
現在は主にfreee会計のプラン改訂に伴うご案内をしながら、様々な製品がある中で正確にわかりやすく自社製品や技術価値をユーザーに届け、バックオフィスの業務プロセスの見直しを担うPSS(Product Sales・Success)という職を担っています。CSで培った”導入後の顧客の理想状態を描きながら伴走する”視点を活かしつつ、お客様にとって最適な業務プロセスを一緒に描けるように日々邁進しています。
また、この役割を担うようになって改めて、お客様の企業がどのような価値を創出されているのか、その価値を最大化するための意思決定にどんな情報が必要か、その情報がリアルタイムで出せるとどのくらいのインパクトがだせるのかなど、freeeをご活用いただくことで体感いただける価値大きさを非常に感じています。自身が改めて気づけたfreeeプロダクトの価値を、お客様にも気づいていただけることで、企業と一緒に成長していける存在になりたいと、日々気を引き締めながらもやりがいをもって働いています。
一つでも多くのことを与えられる人になる
—日々の業務で大切にされていることはありますか?
私のポリシーは「一つでも多くのことを与えられる人になる」です。そして今はそのためのトレーニング期間だと捉えています。
私は前期から役割が変わり、時に同僚を頼り、巻き込んで物事を進める機会が増えています。一方で、実は人に頼るのは私が苦手とすることの一つでもあります。そのため苦手を克服しながら、よりインパクトを残せるように試行錯誤を繰り返す日々で、中には「失敗したな・・・」と思う時もたくさんあります。
ただ「失敗と書いて経験と読む」、こんな言葉が私の頭の中にはあり、
・小さな失敗をしてもかまわない。
・トレーニング期間である今を一生懸命に学び、未来の誰かの役に立つことを一つでも多く経験として身につけたい。
そういう想いを持ちながら日々の業務に 取り組むようにしています。
また上司や同僚も、うまくいかないことがあると、私を支え、適切なアドバイスをくれます。
そうした環境もとてもありがたく、いただいたフィードバックを自分自身の改善につなげ、これから出会う苦手なことや難しいと感じることも乗り越え、今蓄積している得てきたものを還元していきたいと思っています。
夢は社会起業家になること
—倉本さんの目標についてお聞かせください。
私は将来、社会起業家になることに憧れています。
社会の課題を解決するためにビジネスを起こし、マネタイズして会社を継続させていく、という視点や姿勢を心から格好いいと思っています。いずれは自分がそういうことをやれる人になりたいと思います。
freeeにはスモールビジネスを副業としてやっている方もたくさんいます。お客様の多くもスモールビジネスを展開されている方々です。SIerに所属した頃は、相手の企業様が大きく起業することははるか遠く感じられていましたが、freeeに入ってからは少し近くに感じられるようになった気がします。
とはいえ、今の自分のビジネススキルでは身近というにはおこがましい状況なので、社会的な意義を感じつつも良い環境で働けている今、自分の力不足なところを伸ばすために、今の仕事に全力で取り組みたいと思っています。
そして、いつかよいビジネスアイデアを見つけた際に、直ちに行動を起こせる人になることが今の目標です。
最後に・・・
—freeeはどんな環境だと感じますか?ワークライフバランスを重視したい人にとっても、仕事が趣味みたいな人にとっても、freeeは働きやすい環境だと思います。
例えば私の部署にも、前者と後者の方がそれぞれいらっしゃいますが、お互いの働き方を理解して尊重しあっているので偏見のようなものは生じません。
またfreeeは、女性が働きやすい会社だとも思います。と言うよりも「女性だから」とか「男性だから」という区別を感じるシーンがありません。特に自分の配偶者や恋人について「パートナー」という表現を使うカルチャーも根付いており、転職した直後からその配慮のある環境にとても魅力を感じました。
—freeeにはどんな人が合っていると感じますか?
freeeにはフィードバックの文化が根付いています。なので自分の価値観を捉え直したり、周りからの評価を改めて整理したりしたい人には向いていると思います。逆に耳の痛いことを言われたくない人には向いていないかも知れません(笑)。
またマジ価値に通じることですが、お客様と本気で向き合える人は向いていると断言できます。
正直、マジ価値までの道のりは長いと思います。それを求め続けられる人でないと、ふと立ち返る瞬間にストレスがかかり、あきらめてしまうことにも繋がりかねません。ですが、私もfreeeメンバーもマジ価値を追求できる人と切磋琢磨しながら共に成長していきたいと思っていいます!
そんなfreeeで新しいチャレンジをし成長したいと思ってくださる方は、ぜひ一緒に働きましょう!