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# 中途入社# 新卒採用担当# エンジニア採用# キャリア

未経験で入社して約1年。freeeのエンジニア新卒採用担当に入社前後のギャップを聞いてみた。

人材エージェントからの転職。想像を超える裁量権の大きさ。


ーお二人はfreeeに中途で入社。前職は人材エージェントでCA(キャリアアドバイザー)やRA(リクルーティングアドバイザー)を担当されていたと思いますが、freeeに入社後にいくつか前職とのギャップを感じたそうで。

monaさん:まずは業務範囲の広さに驚きました。前職でRAとして接していたリクルーターのイメージとしては「主に候補者さまとの接点」の部分がメイン業務になると思っていました。もちろん、自社の採用担当からも話を聞いており、自分のリクルーターの業務イメージが出来上がっていました。
一方で、freeeの開発職種のリクルーターは全く違いました。基本的に全員が自分の担当する求人のペルソナの言語化、KPIの設計、採用の年間施策、インターンの企画運営、クロージングを一貫して任されます。
裁量権の大きさに圧倒されていました。当時はもう裁量権いらない、とまで思ってました笑。

【プロフィール】

山本 莉菜(mona)
2017年エミレーツ航空に新卒入社。ドバイを拠点に約4年間客室乗務員として、国際線にてサービスや保安業務に従事。その後、エンジニア専門エージェント会社にてRAを担当。2023年9月からfreeeに入社。エンジニアの新卒採用を担当。


yopiさん:わかります笑。
前職ではKPIは全部降ってくるもので、決められた目標を達成するためのアクションを取るのが自分の仕事でした。そもそもの目的から合意を取り、企画し、KPIを立てるのは初めての経験で今までと全くちがう脳を使っている感覚ですね。

【プロフィール】

吉田 菜穂(yopi)
2022年新卒。エンジニア新卒採用支援を行う会社に新卒入社。エンジニア志望の学生をサポートするキャリアアドバイザーとして従事。2023年11月にfeeeに入社。エンジニア、QAエンジニアの採用を担当。


monaさん:入社して1年くらいは面談がメイン業務かな、と想像をしていたんですが、実際は3ヶ月間ほどでした笑。自分で企画して、経営メンバーと合意をとって、エンジニアを巻き込んで、自分で行動する。思ってもない以上の裁量を任せてもらっていて、かなり難しいですが、候補者の方や組織への影響範囲の大きさを実感していますね。



ー裁量の大きさとともに自律性が求められていそうですね。

yopiさん:自律性はfreeeに入社してから強く意識するようになりました。
入社後、ルールがなさすぎてびっくりしました。もちろんセキュリティやコンプライアンスなど、上場企業として守るべきものはインプットを受けるのですが、例えば朝会や夕会。いつやるんだろうな〜と思って1週間後にオンボーディングパートナーに質問すると「ないよ」と言われて驚いた記憶です。笑

monaさん:確かに。笑
前職は特に営業組織にいたこともあって、毎日数値報告をしていましたが、今は週次の定例。自律的にアクションプランを立て、困った時はJM(「ジャーマネ」。freeeにおけるマネージャーのこと)に聞く。あまりマイクロマネジメントをされないので、自律的に考えて動くことが求められているんだ、と感じることが多かったです。

年齢やバックグラウンドは関係ない。フラットに意見を求められる環境


ーお二人が話していただいたように、freeeはメンバーに自律性を求める会社だと思います。人事評価の定める理想の行動の定義にもスキルレベル問わず、一貫して自律性に関連する表現が含まれていますよね。
一緒に働く社員についての印象はありますか?

yopiさん:ロジカルに考える人が多いと思います。また、マチュリティの高さを感じる方も多い印象です。過去所属していた組織では「気合い」「根性」というようなワードが会議中の議論の中でも少なからず飛び交っていました。
freeeでは、採用チームだけでなく、どの事業部の人と話していてもロジカルに深く考える方が多いです。例えば、達成が危うい時やミスをした時も、感情的になるのではなく、「なぜそうなるのか」「何がボトルネックなのか」を一緒に議論してくれる。価値や成果に向き合う人が多いと思います。
もちろん、熱量や感情が重要な場面もあると思うのですが、一緒に価値や成果に向き合ってくれる人がいる環境は個人的にかなり働きやすいと感じています。

monaさん:めちゃくちゃ同意です。加えて、それをフラットに伝え合う人が多いとも思います。
Q&Aがズレていたり、分からないことがある時に、それを曖昧にしない。
会議が終わってから個別で聞くのではなく、その場で疑問は解消する。入社当初は戸惑いもありましたが、お互いのリスペクトがあるからこそ成り立ち、だからこそ業務スピードも上がるのだろうな、と思っています。



ーそうなると、バックグラウンドや過去の経験は同質性が高い人が集まってるんですか?

monaさん:いや、それは違うと思います。学歴や過去の経験はもちろん、キャラクターもバラエティに富んでると思います。
すごく明るくてお祭り好きな人もいれば、感情をあまり表に出さず静かに熱くなっている人もいます。今のチームメンバーは学生時代に同じコミュニティにいなかったと思います笑
だからこそ、違う意見やアウトプットが出てくるし、真似できることも多いです。

yopiさん:そうですね。付け加えると、バックグラウンドだけでなく、今の役職や役割、年齢にも関係なく、フラットな人が多い印象もあります。
入社直後の私にも、今のチームの課題は何だと思うか、オファーを打診している候補者さんにどうすればfreeeを魅力的に感じていただけると思うか?など、経験豊富な社員からフラットに意見を求められました。
逆に、JMや船長というマネジメントレイヤーの方々でも、泥臭くやるべきことをやっている印象です。
入社当時のJMに、雑務は私がやります、と申し出た際に「yopiは freeeのJMを勘違いしている。どんな役割でも価値や成果のためにやるべきことをやるし、freeeのJMはメンバーが活躍する環境を作るのが役割なんだよ」と言われた時は衝撃でした。自分の中のマネージャー像が覆されました。

monaさん:わかる!一緒に採用を進めている、エンジニアの経営メンバーも自分から率先して業務を引き受けてくれる。だからこそ一緒に進めている感覚を持てるし、もっと貢献したい、という気持ちが湧いてきます。少なくとも私が関わっているfreeeのメンバーには、役職や年齢で人に上下関係を作る人はいないと思います。



ー一方で未経験業務や慣れない環境でフラットにFBを受け、自律性を求められるのはかなり過酷かと思うのですが、、、

yopiさん:確かに待っていれば成長できる環境ではないので、一定自分の成長意欲とかは必要なんだろうな、とは思います。
ただ、かなり自分でキャッチアップしやすい環境は作ってもらえているとは思います。例えば自分より経験の長いJMは、普段から思考のプロセスをオープンにし、ドキュメントなどに言語化してくれているので、真似しやすいんです。
自分が初めてやる領域でも0からやる感覚ではなく、考えるヒントがかなりある。コミュニケーションもオープンにしてくれるので、人とのコミュニケーションの取り方も参考にできます。

monaさん:JMだけじゃなく、メンバーにも自分が持っていない強みを持っている人はたくさんいて。メンバーもオープンにコミュニケーションをとっているので、真似できるところは積極的に真似ていました。
そうすると、入社当時できていなかったことがかなり身についてきた感覚があります。近くに各方面でのロールモデルがいると自分とのギャップが明確になりやすいし、スピード感持って成長できる感覚がありますね。



ー基本的には自分でキャッチアップすることが大前提なんでしょうか?

yopiさん:確かにこのままだと、再現性のないチームに見えちゃいそうですね笑
もちろん、仕組みでカバーされている部分もあります。入社時にはfreeeで働く上で最低限知っておくべき知識のインプットがあり、配属後はオンボーディングパートナーという、業務の相談や質問になんでも乗ってくれる人が個人個人にアサインされます。オンボーディングパートナーには業務内外問わず聞くことができます。
また、JMとの1on1はweeklyで実施され、業務内容だけでなく自分の成長に関するフィードバックを受けたり相談することもあります。

monaさん:私は法人営業だったので、候補者さんについてとても詳しいとは言えない状況でした。また、freeeのエンジニアについてもあまり知らない中で入社をしました。
そのため、JMがまとめていた読むべき資料集を読み込み、そこから派生して気になったところを自分なりに調べました。また、エンジニアとの1on1も積極的に行い社内の情報のインプットしました。それでもわからないところは、JMとの1on1で解消したり、定例会議で相談したりしていました。

yopiさん:私はキャリアアドバイザーだったのでmonaさんと逆でしたね。ただインプットの方法は同じでした。社内情報はfreeeのtech blogを読み漁ってましたね!エンジニアも1on1を快く引き受けてくれるし、JMも大小問わずわからないことは一緒に解消してくれるので、心強かったです。
オープンなカルチャーだからこそ、質問のハードルが低いしキャッチアップもしやすい。その結果、フラットに意見を求められても怖がらず発言できていたのだと思います。

個性が爆発する良いチームにしたい。チームのありたい姿。


ー最後に、採用チームとして今後どうありたいか?を教えてください。

yopiさん:私はこのチームが好きで、このチームでもっと価値を生み出していけるようにしたいです。みんなそれぞれに個性があるし、それを真似ていけば自分はもっと成長できる、という自信があります。
それぞれの個性をもっと出すことによって、社会にも組織にももっと大きな価値を生み出していけるようにしたいです。

monaさん:yopiと被っちゃいます笑
チーム全体としてバランスが良いところがこのチームの好きなところです。みんなに学ぶところがあるし、学び続けると大きな価値を生み出せると思えます。
毎日、難しい課題ばかりですが、それでも楽しく乗り越えていければと思います。




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