【リファラル対談】「あ、この人と働きたい」は、日常の意外な接点から始まる。数年越しの信頼が結んだ、リファラル入社の舞台裏
「いつかこの人と 一緒に働けたら……」。そんな密かな願いが、数年越しに結実することがあります。今回登場するのは、Forbes「Women In Tech 30 2024」にも選出された実力派エンジニアのyuiさんと、彼女との縁を数年越しで温め続けた元リクルーターのmioさん。
プライベートな知り合いだった二人が、なぜ今、同じ組織で「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを追いかけているのか。そこには、私たちが想像するよりもずっとカジュアルで、それでいて誠実なリファラルの形がありました。今回は、そんな二人の対談を通じて「リファラル採用の舞台裏」に迫ります。
吉村 美音|mio(写真右)
DEI(Diversity, Equity & Inclusion)チーム所属。中途採用のリクルーターとして数多くのエンジニア採用に携わった後、現在は組織の多様性を推進するミッションを担う。yuiさんの紹介者。
田中 友彩|yui(写真左)
「freee人事労務アウトソース」チームのエンジニア。Forbes JAPAN主催、テクノロジー領域で世界を変える女性30人に注目する「Women In Tech 30 2024」選出経験を持つ実力派。0→1の立ち上げやPoC(概念実証)を得意とし、技術者として数々の登壇経験や著作を持つ。2025年4月にmioさんの紹介で入社。
数年越しの縁。きっかけは現場エンジニアの「一緒に働きたい人リスト」
── お2人の出会いはかなり前からだったとお聞きしましたが、リファラルで入社されるまでの経緯を教えていただけますか?
mio: 出会いは2019年ですね。freeeのオフィスを貸し出してイベントを開催した際、そこに登壇されていたのがyuiさんでした。その時のキャリアに関するお話などを聞いて「なんて素敵な方なんだろう」と思ったのが最初のきっかけです。
yui: その後、私がLinkedIn経由でメッセージをいただいて、「あ、あの時の!」という話になりましたよね。そこからいくつかイベントに登壇させてもらったりして、交流が深まっていった感じです。
── mioさんは、出会った当初から「いつかyuiさんと一緒に働きたい」と思っていたのでしょうか?
mio: はい、密かに思っていました(笑)。yuiさんの「Hack Everything(何でも自分なりに工夫して効率化する)」という姿勢や、社会を良くしようとする責任感の強さは、まさにうちの価値基準そのものだと感じていて。ただ、当時はyuiさんも転職されたばかりでお忙しそうでしたし、今すぐに声をかけるのは彼女のキャリアの観点から見ても失礼になると思い、すぐにはお声がけしませんでした。
yui: 私はただ、困っているスタートアップの方々などの力になりたいというマインドだけで動いていたので、「価値基準を体現している」なんてカチッとした言葉で言われると少し照れますね(笑)。でも、そうやって本質を見てくれていたのは嬉しいです。
── そこから、実際に声をかけるに至ったきっ かけは何だったんですか?
mio: 実は、社内のエンジニアが作成した「ぜひお話ししたい候補者リスト」の中に、yuiさんの名前があったんです。それをきっかけに、改めて連絡を差し上げました。
yui: ちょうどその時、前職を退職して次のステップを考えていたタイミングだったんです。お誘いいただいた時、「あ、こういうご縁ってあるんだな」と。タイミングの良さに驚きましたね。
mio: 本当にラッキーでした。Web上のプロフィールが更新されていなくても、こうした「今の状況」を直接聞けるのがリファラルの良さですよね。
「落ちたら気まずい」への答え。選考はお互いのためのもの
── 実際にmioさんはどのように声をかけたのですか?
mio: ものすごくカジュアルでした。「うちの役員に、1回カジュアルに会ってみませんか?」と。うちは今こういうことを考えていて、yuiさんのこの先のキャリアにもプラスになるかもしれないから、1回会うだけ会ってみませんかと。それくらいの気軽な気持ちです。
エンジニアの方って、キャリアを考えるタイミングが人生で何度もあると思うんです。今が合わなくても、3年後や4年後にタイミングが来るかもしれない。だから1回接点を持っておくこと自体は、お互いにとってネガティブじゃないと思っています。
yui: 声をかけてもらうのは素直に嬉しいですし、「ありがとうございます」という感じでした。
── 「紹介したけれど選考で落ちてしまったら気まずい」という不安を抱える社員も多いと思います。これについてはいかがですか?
mio: それは紹介者側からすると、めちゃくちゃ不安ですよね。だからこそ、誘う段階で「しっかり選考はあるよ」ということは必ずお伝えします。同時に「選考がないとヤバイと思うよ」という話も率直にします。
紹介だけで選考無く入社できる会社って、一緒に働く従業員のレベルが担保されないですよね。何より、yuiさんがやりたいことを実現する環境と、うちがやりたいことって、同じところもあれば違うところもあるはずです。お互いにとって共に「Win-Win」になる環境であればいいけれど、そうじゃないこともある。だからyuiさんから見て「目指す方向と違う」と辞退されることもあると思うし、freeeからオファーは出せないと判断することもある。
それは決して「人格否定」ではありません。自分がやりたいことができない環境に入る方が不幸になってしまうから、お互いのすり合わせのための選考なんだよ、ということは必ず伝えています。
面接は「雑談」? エンジニア同士の熱いディスカッション
── 実際にリファラルで選考に進んだyuiさんは、どのような印象を持ちましたか?
yui: そうですね……「雑談しに行った」という印象でした(笑)。面接してくださった方々がすごく会話の テンポが上手で。「どんな技術を使っているんですか?」とか、ひたすら楽しい雑談をしていた記憶があります。なので、いつの間にか決まっていたというか。
mio: 多分、お互いにとってそれが楽しい話だったから「雑談」に感じたんだと思います(笑)。でも、実はうちの選考って技術の見極めはかなりしっかりやっているんです。yuiさんは技術を追求するのが大好きな方だから雑談に思えたかもしれませんが、面接官は裏で「こういうケースの時、どうやって突破しますか?」といった技術ディスカッションをしっかり行っていたんだと思いますよ。「全ての問いに答えがあると思っている人」にとっては辛い問答かもしれないですが、yuiさんはそれを心から楽しんで話してくれたから、面接官も盛り上がったんだと思います。
yui: 確かに言われてみれば、入社後に面接官側のチェックリストを見る機会があって、「あ、あの時の雑談にはこういう意図があったのか!」と驚きました(笑)。でも、そのくらい自然体で話せたのは、リファラルだからこその安心感があったからかもしれません。
ユーザーから「中の人」になって見えた、想像以上のDEIと手厚いフォロー
── 無事に入社されて、元々ご友人だったお二人が「同じ会社の同僚」になったわけですが、その感覚はいかがですか?
yui: 最初の1か月ぐらいはすごく不思議な感じでした。私は元々freeeのユーザーだ ったので、「あのmioさんがいる会社の中に入ったんだ」という新鮮な違和感というか(笑)。でも、入社前からお聞きしていた通り、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)を本当に自然体で体現している会社で、すごく安心感がありました。
一方で、金融系システムを扱っているだけあって、入社時の研修がものすごくみっちりしていて。「こんなにしっかりフォローしてスタートを切らせてくれる会社なんだ!」という良い意味でのギャップもありましたね。
mio: 私は未だに「yuiさんが社内にいる!」って嬉しいです(笑)。仕事で困った時に助け合えるのはもちろん、社内に気軽に話せる信頼できる人が増えるというのは、すごく働きやすいなと個人的にも思っています。
「いつか」を「今」に変えるきっかけに。未来の仲間へ贈るメッセージ
── 最後に、この記事を読んで「リファラル採用」に興味を持ってくださった方や、freeeが気になっている方へメッセージをお願いします。
yui: 私が誘われる側として感じたのは、今の時代、いいエンジニアは本当に奪い合いだということです。だからこそ、信頼できる人からの「うちの会社、面白いよ」という一言は、どんな求人票よりも価値があります。
もしfreeeの社員から声をかけられたら、重く考えすぎず、まずは「情報交換」くらいの気軽な気持ちで乗ってみてほしいです。私とmioさんのように、たまたまタ イミングが合ったときに「じゃあ、ちょっと話してみようかな」くらいのノリでいい。そこで無理に勧められることはありませんし、自分に合うポジションがあるかどうかを、エンジニア同士の目線で確かめられる貴重な機会になるはずです。
mio: 誘う側の社員としても、同じ気持ちです。「この人と働きたい」と思ったら、「何か困ったら言ってね」くらいのノリでまずは声をかけてみてほしい。自分の部署に合わなくても、今のfreeeには多様な組織があるから、どこかマッチするところが必ずあるはずです。
もし興味を持ってくださったなら、ぜひ近くの社員を捕まえて「実際どうなの?」と聞いてみてください。私たちは、リファラルという形でお会いできる方を、いつでも歓迎しています。候補者の方のキャリアが最高のものになるよう、私たちリクルーターも全力でサポートしますから、安心してくださいね!
freeeでは、リファラル採用の応募を歓迎しています
今回の記事を読んで、「freeeのメンバーと一度話してみたい」「社内の空気感をもっと知りたい」と感じた方は、ぜひお近くのfreee社員までお気軽にお声がけください。
特定のポジションが決まっていなくても大丈夫です。まずは「カジュアルに話を聞いてみたい」という一歩から、新しい物語を始めてみませんか?
皆様とお会いできることを、心より楽しみにしております。
