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キャリア|エンジニア

ユーザー価値のために、なんでもやるエンジニアを目指して

エンジニア添田の写真

プロジェクト&グローバル開発本部 エンジニア

添田恵一朗|2020年中途入社

ファッションテックのスタートアップで、エンジニア、エンジニアリングマネージャーとして3年半経験したのち、2020年よりfreeeへ。入社後は、freee会計の開発に携わり、2022年1月から新設のグローバル開発チームに配属。現在は同チームで日本に駐在している外国籍のエンジニアとfreee人事労務の開発に従事。2023年4月よりマネージャーとして、グローバルチームを担当。

freeeが起こす波に乗ってみたい、決め手はエンジニアの熱量。

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どんなきっかけでfreeeに興味を持ったんですか?

freeeのことは、クラウド会計を開発している会社ということくらいしか知りませんでした。当時、たまたまカジュアル面談のお話をいただいて、面談する中でfreeeという会社に触れて興味を持ちました。興味を持ったポイントは「熱意」。スモールビジネスのために使命感を持ってマジ価値(ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをすること)を届けようとしている姿勢が、面接で会うエンジニア全員から感じられました。

なぜ転職したんですか?

正直なところ、転職しようと意気込んで転職活動はしていませんでした。今振り返ってあえて言語化するとしたら、プレイヤーをしたかったというのが一つの要因だったかもしれません。前職では、社歴の長さ故に成り行きで決まったアサインメントに納得感がなかったり、エンジニアとしての経験を積みたかったにも関わらず採用やメンバーの評価など業務内容が変わったりした結果、仕事へのモチベーションが下がっていきました。そのような中でfreeeの話を聞いて、シンプルに元気になりましたね(笑)。freeeの人たちと同じ熱量を持ってユーザーのために価値を届けるチャレンジをしたい、この波に乗ってみたいと思いました。熱量に圧倒されて転職意欲にガッと火がついた感覚でした。

印象的なエピソードがあれば教えてください

印象的だったのは、相互の理解を深めるような選考の流れです。いろいろな角度から質問があったのですが、高圧的な感じは全くなくて、より私自身を理解しようとしてくれるような面接でした。最後にオファーをいただいた際に、なぜ一緒に働きたいのか、どんな活躍が期待されているのかを丁寧に伝えてくれました。前職でのユーザーに寄り添った開発経験や組織の拡大期にピープルマネジメントをやっていたことなど、これまでの私の経験を踏まえて、期待値を伝えてくれました。また、VPoEの泉と平栗との最終面接が楽しかったことも覚えています。私の実家が飲食店を経営していることを話したり、これからのスモールビジネスの未来を話して盛り上がりましたね。

入社の決め手を教えてください

ピンポイントにこれが決め手というものはありませんが、断る理由もありませんでした。面接での対話を通して、だんだんfreeeで働きたい気持ちが強くなっていきました。純粋にここにいる人たちと働きたいと思いましたし、仲間として働いている自分を想像した時に、頑張れている姿が想像できたんです。面接での姿勢からも自分のことを理解してくれているという安心感もありましたね。この人たちと働いたら不幸にはならないと思えました。
キャリア的な話でいくと、マネージャーをしていた期間は、開発から少し離れていたのですが、それを理解した上でエンジニアとしての機会をもらえることも魅力でした。freeeの優秀なエンジニアと働くことで自分自身もエンジニアとして成長(スキルアップ)につながる経験が積めると思いました。

実際に入社してギャップに感じたことはありますか?

そうはいっても当時のfreeeは、まだ創業7年足らずのベンチャーだったので、もっと荒々しい部分が散見されると思っていました。しかし、開発環境を立ち上げるのもすぐにできましたし、デプロイするところの自動化が進んでいて、本当にエンジニアが開発に集中するための環境が整っていました。私が入社して1週間程度のスピード感で初回のプルリクエストを出すことができたのを覚えています。素晴らしい開発環境があるのは良い一方で、ちょっと物足りなさも感じることがあります。なので、インフラなど知りたいところは自分で能動的にキャッチアップするようにしていますね。

社会の進化に繋がる開発を、グローバルチームで実現する

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現在の具体的な業務内容を教えてください

freee人事労務、具体的には従業員の労務手続き周りをオンラインで完結できるように電子申請の開発をしています。開発するだけではなく、プロダクトマネージャーと共に機能の要件定義をしたり、デザイナーと一緒に使いやすいUXを一緒に考えたり、プロダクトリリース後の効果検証にまで関わっています。

チームでどのように仕事を進めているんですか?

現在は、グローバル開発チームで多国籍なメンバーと仕事をしています。出社時以外は、主にSlackでコミュニケーションを取っています。そんなチームで大事にしていることは、リアルタイムなコミュニケーションです。例えば、デザインで不明な点があったらすぐにSlackのハドルミーティングを使用して、クイックに会話して不明点を取り除きます。なぜなら、英語でのコミュニケーションになるので、日本語よりも意思疎通のハードルが上がるからです。お互いの状況をちゃんと理解するために、テキストコミュニケーションだけではなく直接的な対話も積極的に行っています。

お客さまやユーザーとの接点はありますか?

社内にユーザーさんからの声を共有するツールがあるのですが、そこでカスタマーサポートが受けたお客さまの声を貰っています。また、プロダクトマネージャーが行うカスタマーインタビューの内容を共有してもらうこともあります。お困りごとやご要望、逆に実際にサービスを利用して仕事が時短になったという実例や、今後の電子申請の開発を待ち望んでいる、という声を貰うこともあります。ユーザーさんから期待されている機能に関わっていることが開発のモチベーションに繋がったりしています。もちろん、これらのフィードバックも外国籍のメンバーに逐一共有して、お客さまの声をチーム全体で解像度高く理解できるようにしています。

どんなところが面白くて、何が大変ですか?

働く環境という点では、多国籍なメンバーとグローバル開発できる環境がとても楽しいです。お互いに母国語じゃない中で頑張って意思疎通を取ろうとしているので、雑談をあえて増やしたり、出社している時はランチに行ったりとチームの関係性構築をしながらチーム開発している感覚が好きですね。
開発という点では、マイナポータルやe-Govなど政府系サービスとの外部連携開発が面白さでもあり大変なところでもあります。政府としてもペーパレス化を促進しようと取り組んでいるものの一環にfreeeも関わっているので、「社会の進化を担う責任感」(社会の前提を変えるようなことでもあきらめずに挑戦しようということ)を持ちながら誇りを持って仕事に取り組めるのはやりがいです。一方で、政府系の仕組みは仕様が複雑なものも多く、また、日本語のドキュメントしかない場面もあるので、それを英語で説明しながらチームで開発を進めていく難しさを日々感じています。

今後はどういったことに挑戦したいですか?

マネージャーとして、チームを引っ張っていくことにチャレンジしたいと思っています。日本人と外国籍のエンジニアの所属するグローバルチームのマネジメントは、初めての経験なので楽しみです。まずは、メンバーの成長に焦点を当て、より良いプロダクト開発や技術力の向上に繋げていきたいです。社内には、グローバル開発にチャレンジしたい日本人メンバーもいるので、そういう方が挑戦できる土台を作っていきたいです。また、自チームだけではなく、グローバルチーム全体がより大きく強くなることにも積極的に関わっていきたいと思っています。

ただ開発するだけじゃない「何でもやれる、何でもやる」文化

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freeeの魅力はどんなところだと思いますか?

そうですね、マジ価値(=ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをすること)が本当に浸透しているところだと思います。これに尽きます。本当にユーザーと向き合って開発に取り組みたいと思う人には打って付けの環境だと思います。

どんな人がfreeeに向いていると思いますか?

freeeの開発文化に「何でもやれる、何でもやる」(チームで扱う課題について、特定の技術や領域に固執せずオールラウンドに取り組めているか。)というのがあるのですが、freeeには目的に対して「何でもやる」ことに躊躇しない人が集まっているため、このような意識を持っている方には向いている環境だと思います。エンジニアだから開発しかしない、のではなく、プロダクトマネージャーと対話して方向性を考えたり、デザイナーにフィードバックしたりとユーザーさんへの価値を最大化するために行動できる人と働きたいです。逆にいうと、幅のある仕事を受け入れてくれますし、色々なチャレンジをさせてくれる環境だと思います。

freeeが気になっている人に一言お願いします

繰り返しになりますが、本当にユーザーと向き合って開発に取り組みたいと思う人にとってはとても快適な環境だと思います。私は元々BtoC向けのサービスに関わっていたため、BtoBだとそこまでユーザーと近く関わることがないという偏見を持っていました。しかし、そんなことはありません。freeeはユーザーさんの声に呼応して開発ができる環境だと思っているので、ぜひ一緒にスモールビジネスの課題解決に取り組んでいきましょう。

※所属組織は、2023年4月時点のものになります。

一週間のスケジュール

添田の一週間のスケジュール