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# 新卒入社# イベント

インターンって何するの?freeeサマーインターンの一部始終

こんにちは。採用広報インターン生のKananです。
freeeでは新卒の学生さんの採用を行なっておりますが、採用活動の一環として学生さん向けにサマーインターンを実施しています。
今年は8月31日〜9月1日までと9月21日〜22日のそれぞれ2日間、2日程で開催しました。
今回は後半9月21日〜22日のインターンを取材してきました。


【freee夏のインターン2017】
日時:9/21-9/22
会場:freee五反田本社
人数:総勢18名計4チーム
テーマ:『既存のfreeeのビジネスモデルやビジョンを前提に、起業直後の法人向けの新規サービスを考案せよ』

ーー1日目ーー

freeeの価値基準って?

インターンプログラムはCMSO(Chief Member Success Officer =人事総務部長)からのお話でスタート。Google出身、執行役員の野澤がまずはfreeeの組織カルチャーについて説明します。
freeeが大事にしているのは、以下の5つの「価値基準」です。

 ●本質的(マジ)で価値ある

 ●理想ドリブン

 ●アウトプット→思考

 ●Hack Everything

 ●あえて、共有する

次に、今回のテーマ課題『既存のfreeeのビジネスモデルやビジョンを前提に、起業直後の法人向けの新規サービスを考案せよ』を考えるにあたり、必要な考え方や知識のインプットをするため、3つのレクチャーを行いました。

新規事業立案の極意

レクチャー①では一般的な新規事業立案についての考え方を。
ここでは大学在学中に起業し、10年間ビジネスを動かしてきた川西から新規事業立案の3大原則

 ●本質的な課題を特定する

 ●その課題が解決された時のインパクトを推測する

 ●その課題を解決するための施策を考案する

を学びました。

インターンでは上記の「一般的な」考え方に加えて、「freee流の」考え方も必要とされます。

それは「マジ価値」「理想ドリブン」の2つです。

 ●マジ価値:ユーザーにとって本質的に価値があるか?問題解決になっているか?表層的なものになっていないか?

 ●理想ドリブン:理想イメージから逆算して考えらえれているか?現在のリソースやスキルにとらわれたプランになっていないか?

そして、新規事業立案型のインターンは山ほどあれど、他のインターンとは一味違う評価項目が発表されました。
それは、

 ●「マジ価値」であるかどうか

 ●「理想ドリブン」であるかどうか

 ●実現可能性

の3点で、freeeの価値基準を取り入れたものになっています。
実際に、インターンの議論の中でもそれはマジ価値なのか?理想ドリブンか?という問いかけが飛び交っていて、freee事業立案の現場さながらの雰囲気を感じました。

(freeeの中には価値基準委員会なるものも存在しています。価値基準を組織に浸透させていくための有志の集まりです。気になる方はこちらから!)

※プレゼンター川西はこんな人

 

サービス開発の考え方

レクチャー②では、freeeのサービス開発の考え方について。こちらはPM(プロダクトマネージャー)の坂本が実例を交えながら説明を行いました。

本質的なプロダクト開発とは、ユーザーの要望を集積してそれを逐一改善することではなくて、ユーザーの声の背景、もっと深いところにある原因、本質的な課題を解決することだそうです。

私には馬車のたとえ話がとてもわかりやすかったです。

「19世紀のアメリカ、”馬車”が全盛だった時代に、人々に何が欲しいかと尋ねれば、きっと「もっと速い”馬車”が欲しい」という答えが返ってきたことでしょう。
しかし、人々が本当に望んでいたのは、「より速く、より安全に、より快適に、移動できる手段」でした。
その本質的課題や要望を汲み取ったからこそ、”自動車”が発明されたのです。」

このように、freeeのプロダクト開発現場では常にユーザーの声の背景にある本質的課題を見つけるように努力しています。

※プレゼンター坂本はこんな人

 

 

▲実際のワークの様子。各チーム議論を白熱させていました。

レクチャー③では、法人事業戦略部にて、新設法人向けのマーケティング・協業施策を担当する木本から、今回のテーマのターゲットとなる新設法人が持つ特徴や課題感に加えて、新設法人マーケットの概況についての共有がありました。

 

中間発表、ディナー

1日目の終わりは中間発表で締めくくりました。各チームにメンターから厳しいコメントが。
特に、ターゲットとする顧客は誰なのか?どういう課題を持っているのか?その中でフォーカスすべき本質的な課題は何なのか?という部分に指摘が集中しました。

インターン初日の終了後は合商社やIT系など、名の通った大手企業からfreeeに転職してきたメンバーとフランクに話をしながらディナータイム。
なぜfreeeに転職してきたのか?freeeで働くことのやりがいやメリットって何なのか?スタートアップと大手でのキャリアの作り方の違いって?など、キャリアに関する質問が相次ぎました。
参加学生の方々にも、メンバーそれぞれが持つ熱い思いや、本気でfreeeのミッション実現に向かう姿勢を感じていただけたようです。
このあとオフィスに残って議論を進めるチームもありました。

ーー2日目ーー

最終発表

2日間の成果を元に、経営陣に向けて、各チーム渾身の発表を行いました。
厳しいコメントや質疑応答を乗り越え、優勝したのは、新サービス「メンタルfreee」を提案してくれた、チーム4でした!
「メンタルヘルスリスクが特に高い起業直後の経営者・社員にメンタルヘルス対策がされていない」ところに課題を見出し、3つの機能:メンタルヘルスケア相談ボット、ネット予約できるSkype心理カウンセラー、メンタルヘルス危険アラートを含めたサービスを提案してくれました。
特に、メンタルヘルス危険アラートは経営者には経営状況(会計freee)から精神の健康状態に悪影響がないかアラートを発信、従業員には労働日数や欠勤数(人事労務freee)からアラート発信をするため、freeeが今展開しているサービスとつながりがありfreeeの強みを存分にいかせる事業内容でした。

ほかにも、資金調達サポートfreee、融資診断freee、多言語クラウドサービスなどチームごとに特徴的な事業案を提案してくれました。

優勝チーム発表のあとは、社員を交えての懇親会。お酒を飲みながら、freeeのこと、就活のこと、個人のキャリアの話など、学生と役員で話も盛り上がりました。

▲懇親会後の写真

参加者の声

 ●「最初にfreeeの価値基準、新規事業立案の考え方、プロダクト開発の考え方、などの基礎情報をしっかりインプットしてもらえたため、より中身の濃いビジネスプランを作り上げられたと思う。」

 ●「最初は今回のテーマのターゲットである起業直後の法人、のイメージがよくわからなかったが、途中で方向修正の時間にターゲット市場についても詳しく解説してもらえて、フォローがしっかりしていると感じた。」

 ●「ランチやディナー、フィードバックタイムなど、社員の方々と話す機会が非常にたくさんあった。freeeのフラットな雰囲気を感じることができた。また、情熱や明確なビジョンをもって仕事をしている方が多いのも印象的だった。」

 ●「自分は常に論理性を重要視するタイプだが、熱いパッションを持った人と同じグループになって、パッションでグループを巻き込んでいく姿を見て感銘を受けた。」

 ●「逆に私はパッション型だが、論理で詰めていく人と同じグループになって、論理性の重要さを再認識した。違うタイプのひとと組んだことでお互いに新しい発見ができたのでとてもよかったと思う。」

 ●「ミッションドリブンな考え方が他社と違う点だった、面白いと思ったし、自分も共感した。」

 

freeeはフラットで、かつ一人一人が何のために自分がその仕事をしているのか、という目的意識を明確に持って働いている会社です!
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この冬にもインターンを開催する予定ですので、ぜひ応募してみてください。