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# freee award# インタビュー

【freee award 受賞者インタビュー】入社9ヶ月で、組織横断のデータ基盤を立ち上げた。マルチプロダクトのfreeeで、データエンジニアが見つけた面白さ

年1回の全社イベント「freee spirit」内で開催される、挑戦と成果を称える表彰制度「freee award」。本シリーズでは、2026年度の受賞者に仕事内容や大切にしている価値観を伺います。

今回登場するのは、入社1年未満で枠を超える大きなインパクトをもたらし「ルーキー部門」を受賞した、データエンジニアの下間 朋哉さんです。

複数プロダクトにまたがる横断的なデータ領域へ、入社9ヶ月で飛び込んだ下間さん。どのように周囲を巻き込み成果を出したのか、ご本人とマネージャー2名に話を伺いました。



下間 朋哉さん
データ部 データプラットフォームチームのデータエンジニア。前職はシングルプロダクトのSaaS企業でデータエンジニアを担当。2025年9月freee入社。 2026年度のfreee award ルーキー部門を受賞。

土佐 鉄平さん
常務執行役員 Chief Applied AI Officer。freee歴11年。会計エンジニア、セキュリティ責任者、情シス責任者を経て、今はプロダクトのAI体験創造のリードを担当。

長尾 和正さん
データ部 Product Stream Alignedチームのデータアナリスト。freeeプロダクトでのデータ分析・活用のための企画を担当。


愚直な姿勢が生んだ、入社9ヶ月でのスピード受賞

── ルーキー部門の受賞、本当におめでとうございます!まずは率直な感想をお聞かせください。

下間さん: ありがとうございます。本当に嬉しいです。入社1年未満のメンバーの中から5人という枠に選んでいただけたのは驚きでした。入社して9ヶ月、あまり表立ったアピールをしてきたわけではなく、目の前の仕事を愚直にやってきただけなので、それがこうして評価していただけたのはすごく嬉しいですね。



── マネージャーのお二人から見て、下間さんのどのような点が今回の受賞に繋がったと思われますか?

土佐さん: 彼はとにかく「マルチタスク」と「巻き込み力」がずば抜けています。複数のプロジェクトを並行して進めるだけでなく、職種が違うメンバーのところにも積極的に足を運んで、どんどん横断的にコミュニケーションをとっていくんです。要件を素早く取りまとめ、クイックにアウトプットを出して、あっという間にみんなから頼られる存在になりました。

長尾さん: そうですね。「わからないことを、素直に『わからない』と言える強さ」が下間さんの立ち上がりの早さを支えていると思います。専門外のことでも素直に飛び込んで聞きに回り、そこを起点に持ち前の「ガッツ」と「バイタリティ」で物事を物事を進めていってくれます。データエンジニアの枠を超えて、あそこまでフットワーク軽く色々なところに話をつけに行けるタイプは非常に稀有な存在です。



(左:土佐さん、右:長尾さん)

組織を越えて「マジ価値」を届ける。AI時代にあえて泥臭く

── 具体的に、どのようなプロジェクトでインパクトを残されたのでしょうか?

土佐さん: 最初にお願いしたのは、BPO(業務代行)関連の各事業のデータを集め、ダッシュボード等で集計・分析できるようにする仕事でした。エンジニアだけでなく、オペレーターやマネージャーなど様々な職種を跨いで情報を整理する必要があるのですが、彼のガッツとフットワークの軽さで、ファーストインパクトとして素晴らしい成果を出してくれました。他にも、OCR(文字認識)の精度評価など、全社的に重要なデータエンジニアリングのテーマをいくつも牽引してくれています。

長尾さん: データエンジニアとして「既存のデータはどう表現されているか」「分析のためにはどのような手法が良いか」を手元ですぐに作り上げ、「どうでしょう?」とぶつけてきてくれるんです。形にしてから議論を始めるスピード感が、プロジェクトを力強く前に進めてくれました。まさにfreeeの価値基準である「アウトプット→思考」※1のループを体現しています。



── 下間さん自身、仕事を進める上でこだわっていることはありますか?

下間さん: 「スピード感」と「質」を妥協しないことです。自分はデータエンジニアなので、事業の最前線のドメインからは少し遠いところにいます。だからこそ、現場からアラートや困りごとがあったら、すぐに動いて対処することを意識しています。

また、今はAIによってスピードが飛躍的に上がっていますが、AIに頼り切ることはしないようにしています。「自分が何を指示しているのか」がわからなくなってしまうと、応用が利かなくなりますから。自分でコードを書き、手を動かして、アナログで泥臭いインプットを並行して行うことで、質の担保に努めています。



シングルプロダクトからマルチプロダクトへ。freeeならではの面白さ

── 前職もデータエンジニアだったと伺っていますが、freeeに入社して感じた違いはありますか?

下間さん: 前職はシングルプロダクトのSaaSだったので、集中して取り組める環境でした。一方freeeは、プロダクトが複数あり、ドメインを横断して絡み合っています。データの量も幅も圧倒的に違うため、横断的に理解していく難しさはありますが、そこが一番面白いところでもあります。スピード感は前職も速かったですが、freeeも同じくらい、いやそれ以上に速いですね。この規模になっても横断的にスピーディーに動けるのはすごいことだと思います。

土佐さん: 組織が大きくなる中で、チームを跨いで動くのは構造的に難しくなりがちです。だからこそ、下間さんのように組織横断で動いて貢献できる存在は、評価されるべきだと思いますし、彼の姿勢から他のメンバーが学ぶべきことも多いですね。



次なる野望は「全体最適を現場の速さで実装する!」

── 最後に、下間さんの今後の目標と、マネージャー陣からの期待の言葉をお願いします!

下間さん: 今後の目標は……「全体最適を現場の速さで実装する」ことですね。データプラットフォームチームとしての強みは「全社的なデータを管理・保持していること」です。これを用いればあらゆる場所で起きている課題について全体最適で対処することができます。弱みとしては、プロダクトドメインの知識が不足しがちな点や、プラットフォームチームゆえに汎用化を重視しすぎて現場への対応が遅れがちな点です。弱みも克服することでまだまだインパクトを出すことができると思っています。ここは「カッとしてシュッとやる」※2精神で今後も進めていきたいです。組織内で「マジ価値賞」※3を狙っていきたいですね!

長尾さん: 下間さんのような存在は、組織全体のコミュニケーション力の向上にも繋がります。「こういうアプローチがあるんだ」ということを、ぜひ組織内に積極的に還元・浸透させていってほしいです。

土佐さん: 彼は本当にガッツのある人です。周りを巻き込みながら、これからも大きなアウトプットを出し続けてくれると期待しています!



注釈

※1 アウトプット→思考:freeeが大事にしている価値基準の一つ。「まず、アウトプットする。そして考え、改善する。」という考え方です。
※2 カッとしてシュッとやる:freee エンジニア開発文化の一つ。「最低限はここまで、に満足せず自分がやりたいことを載せていく」という考え方です。
※3 マジ価値賞:freee awardの部門の一つ。「マジ価値」は、freeeが大事にしている価値基準の一つで、ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることを指します。


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